由来と沿革
瑞光寺は今から420年ほど前の戦国時代に創建されました。宗派は道元禅師が日本に伝えた曹洞宗で、本山は福井県にある永平寺と横浜市鶴見にある総持寺です。
当寺のある神奈川県相模原市緑区元橋本町は、「橋本遺跡」が存在する場所で、縄文時代の土器や石器が数多く出土しました。建立後は江戸時代から明治時代にかけて寺子屋が開かれ、人々の教育の場として栄えました。
沿革
戦国時代 |
瑞光寺が創建される |
江戸時代 |
寺子屋として学習の場として栄える |
明治5年 |
学制頒布により、養麟学舎「本然学舎」が開設される 瑞光寺19世岱嶽量宗大和尚安田減宗が教師に任ぜられ 6歳より12歳までの男子18名と女子2名が入学する |
昭和59年 |
「本然学舎橋本学校開設の地」の記念碑が建立される |
境内散策
境内マップの中にある各箇所をクリックすると、写真と詳細情報が見られます。
近隣史跡
瑞光寺周辺の元橋本一帯は、江戸初期に幕府の命により「橋本宿」が作られ、宿場町として賑わいました。大山道(現在の旧16号)は、徳川家光が静岡東照宮から日光東照宮へ宝物を運ぶにあたって混雑の激しい東海道を避けた裏街道で日光往還八王子道とも呼ばれています。
瑞光寺周辺には「橋本遺跡」があります。橋本遺跡は、土地の区画整理事業伴う発掘調査で、縄文時代(約4,500年前)の土器や石器がたくさん出土され、またその下層からは、旧石器時代の後半(約20,000から16,000年前)の神津島黒曜石や小型のナイフ形石器なども数多く出土しました。現在は遺跡の一部が公園として保存されています。
駅前から瑞光寺までの道沿いでは、毎年8月に橋本七夕まつりが開催されます。色とりどりの竹飾りや鼓笛パレードなどが行われて多くの人で賑わいます。
瑞光寺周辺には由緒ある建造物が多くあります。
清水寺 |
1624年に創建されたお寺で、境内の観音堂、鐘楼、水屋は町田市文化財に指定されています。 |
神明大神宮 |
1569年に創建された神社で、境内には学問の神様菅原道真公が祀られている橋本天満宮、大鷲神社があります。毎年11月の酉の日には「酉の市・橋本あんどん祭」が行われ、とても賑わいがあります |
年中行事
彼岸会 |
3月、9月のお彼岸中日 |
お盆・盂蘭盆会 |
7月、8月 |
除夜の鐘つき |
12月31日 |
梅花流詠讃歌( 御詠歌 )
「梅花流詠讃歌」とは「御詠歌」に於ける曹洞宗の名称であり、お釈迦様・両祖(道元禅師・瑩山禅師)様を讃仰し、信仰の心をお唱えする仏教の音楽のことです。梅花講とは、それぞれの寺院で唱える楽しさを中心に、正しい信仰を学び実践しようという信仰活動です。
瑞光寺では、毎週水曜日に御詠歌の教室を開催しています。お寺に集まってたくさんの人達といっしょに詠讃歌を学び、お互いの幸せを願います。また練習後のお茶のひとときも教室の楽しみのひとつです。ご興味がありましたら、ぜひご参加下さい。
ご詠歌教室のようす ( 撮影映像 )
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撮 影 日 |
タ イ ト ル |
画 質 |
1 |
H21/11/ 4 |
梅花流御讃歌 管内大会のようす |
( 通常画質 ) |
( 高画質 ) |